2022年01月04日


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温故知新』 奇岩・巨石を見に行くことは少ないが、知らずに出合った時は感動ものである。
奇岩・巨石・洞窟
 山登りは目指す山頂に到達するのが主な目的であるが、登り、下りで感動的な景色、
滝、奇岩、巨石、洞窟に出会うことがある。 滝と鍾乳洞は別途ページを作ってまとめ
ているので、ここに奇岩、巨石、洞窟をまとめてみた。

奇岩、巨石、洞窟 その5
  どれが奇岩でどれが巨石なのかは、個人の判断で適当に決めています。
既に名前が付けられた物に対しては、その名前を優先しておりますが、適当過ぎる名前が多過ぎると感じている。
その6に進む。
奇岩・巨石・洞窟
きがん・きょせき・どうくつ
〔その5〕
嶽ノ森山付近の ”奇岩、巨石”。
”嶽ノ森山”に登山するのに、道の駅「一枚岩」に車を停める。
「一枚岩」は国指定の天然記念物であり、高さ100m、巾400mの巨大な一枚岩らしい。
登山口に行く途中で本来見るべき方向から「一枚岩」を見る。
遥か昔には左右の岩盤は大きな岩の塊だったろうと想像する。
”嶽ノ森山”への登山道途中に巨大な岩が沢水に削られた様な
谷があった。 岩面には滑り止めの窪みが彫られていた。
近くには更に奇妙な ”虫食岩”があった。
共に国指定の天然記念物らしい。
下山してから地区の奇岩?である ”牡丹岩”を見に行く。
岩肌が風化して大小無数の穴が浮き彫りになっているらしい。
”串本の橋杭岩”
”嶽ノ森山”登山の帰り道で串本の国の天然記念物である ”橋杭岩”に寄り道してみる。
端から端までは800mで大小40ヶの岩柱が羅列しているらしい。
上のパノラマ写真の主要部を見る。 どちらが良いのか判らないが干潮の時間帯であった。
金時山の ”金時蹴落岩、金時宿り岩”。
ハイカーが枯木でつっかえ棒をしたのが愛嬌であった。
”金時蹴落石”、”金時宿り石”共に単なる巨石であり、
金時の名を借りて伝説風に語っているだけである。
岡山県和気町 佐伯天神山の ”私設フリークライムゲレンデ”。
和気アルプスの管理人?である藤本氏が開発した
フリークライミングのゲレンデを案内して頂く。
滑落すればタダでは済まない絶壁を引き摺り回される。
見ているだけで怖いので止めて頂戴!
倒れそうな無名の立ち石。
藤本氏は俺に付いて来いと言わんばかりにどんどん登って行く。
こんな危険なゲレンデを何ヶ所も紹介頂いたが、2度は行きたくない。
これが藤本氏が開発したフリークライムのゲレンデ。
足を滑らせれば奈落の底行きとなる。
戸隠山の ”蟻の戸渡り、剣の刃渡り”。
超有名なナイフリッジをアイゼンを付けたまま渡った。
写真は後続者。
夕張岳の ”ガマ岩、男岩”。
湿原ににょきっと突き出た ”男岩”。
近くに ”女岩”があるのか?
平坦部に聳える ”ガマ岩”。 名前の由来は判らない。
暑寒別岳 扇風岩の ”奇岩”。
サメの頭? アニメのキャラクター?
”扇風岩”の岩壁に変な物が突き出しているのに気付いた。
三ツ峠山の ”屏風岩”。
登山道から見た ”屏風岩”の全景。 有名なクライミング場になっている様だった。
自慢気に登山道に店を開いているのが気に喰わなかった。
アイゼンを付けて登っているので、何故なのか聞いてみると
冬季練習らしかった。 辛気臭い話しである。
市房山の ”心見の橋”。
小雨の中、山頂を通り過ぎた所にあった ”心見の橋”。
橋としての機能は無く、いわゆる ”はさみ岩”であった。
6合目にあった奇岩は何気なく通り過ぎたが、後日、写真を見て中がどうなっている
のか気になり出した。 ネット検索してみると、テッペンは単なる平な様であった。
市房山には他にも奇岩があった様であるが、ガスで見えていなかったと思われる。
国師ヶ岳の ”夢の庭園”。
”夢の庭園”より ”岩の庭園”の名が相応しい感じであった。
山全体が丸い岩で覆われており、どこからも展望が素晴らしい山であった。
鳳凰山の地蔵岳に聳える ”オベリスク”。
”オベリスク”は南アルプスの多くの山から見ることが出来るシンボルタワーである。
”オベリスク”の下には多くのハイカーが居たので、登攀の順番待ちかと思ったが、
大半は見学しているだけのギャラリーであった。 登攀の順番待ちは数名だけであった。
古びたロープを頼りに腕力だけで登ってしまう。
こちらの御夫婦もクライミング装備は万全で余裕が感じられた。
テッペンで出合った彼はクライミング経験者で、しっかりとハーネスを付けていた。
”オベリスク”のてっぺんから地蔵岳 ”賽の河原”を見る。
結構なお年寄りに見えた女性2人組は下降するのを見学
すると、しっかりとビレイを取りながら下って行った。
彼女達もクライミング経験者なのだろう。
”オベリスク”の下で誰か落ちて来ないか
待っているギャラリー達。
厳島(宮島)の ”弥山、駒ヶ林”。
”弥山”(535m)の山頂は大聖院コース、或いはR・Wで登って来るハイカーでごった返していた。
早々に ”弥山”から ”駒ヶ林”に移動する。
”弥山”の山頂までシカが上って来た。
食べ物を上げるハイカーが多いのだろう。
巨石で成り立っている ”弥山”の山頂部を見る。
”弥山”から5分程の登山道に ”干満岩”と表示された
直径10cm程の穴が開いた岩があった。
”干満岩”の穴からは海面の干満に合せて満潮時には海水が
出て来るらしい。 嘘か真か? 面白い話しではある。
”駒ヶ林”とは樹木が茂る林ではなく、広い岩床の名称らしい。
”駒ヶ林”の岩峰から、先ほどまで居た ”弥山”を見る。
”弥山”から ”駒ヶ林”まで来るハイカーは少なく、広い岩床でゆっくり出来た。
”宮島”には様々な奇岩、巨石があるらしいが、
それらを気にせずに来ているので出合うことがなかった。
巨石の名前が判らないので ”雨宿り岩”としておく。
マイナーな裏登山道で下山したので名前が付いている
のかどうか判らいが張り出した巨石に出合った。